2003年度

12月27日

今年の釣り

とにかく釣行が少ないため更新もままならず、サイト名も釣り週報から釣り月報に
改名した方が良いような現状です。
来年もそれほど多くは釣行できないとは思いますができるだけ更新回数を増やせるよう
努力していきたいと思います。

さて、納竿釣行ですが、チャンスがあればイカのヤエンに行ってみたいと思います。
今年の更新はこれが最終になりますので納竿に行けてたら来年早々に更新します。

それではよいお年を




12月18日
久しぶりに○○さん(伏せ字)と釣行。
個人的には大島へ行こうかと考えてましたが○○さんからの
耳よりな情報をもとに初ジャンルの釣りへいってきました。

1.事前情報は次のとおり
●場所は高知県野根で釣り方は磯場での船の掛け釣り
●アジは用意してある。
●エサはオキアミが1枚あれば大丈夫

2.ここから予想されることは

●磯釣りと変わらないスタイル
●アジが用意されてるということはイカが釣れる
●オキアミが1枚でいいならエサ取りは殆どいない


3.さらに私の脳内では
●船だから抽選もなければ磯割りもない

●1級磯どころか「まぼろしの超1級磯」に匹敵するポイントでの釣り、
例えるなら津島の「佐尾山」、大島の「ヒッツキ」の沖に足場組んであるようなもの

●ここ数日の四国東南部の磯は絶好調!当日も風向きヨシ!天候ヨシ!で不安要素ナシ!!

●グレ・イサギの舞い踊りにイカが加わって爆釣!32リットルクーラー満タンでごっつぁん!!!
という妄想の連鎖ができあがっており、心の中ではすでに手刀を切っておりました。


「さぁ、あとは懸賞金(釣果)を受け取るだけ」となるわけですが
結果は



スマカツオ35cmちょい足らずのを1尾
アオリイカ1kg足らずのを1パイ



微妙



詳しくは同行した○○さんのHPでご覧下さい。
(彼は2kg超級のアオリを2ハイとスマカツオを4尾釣り上げました)
http://www.geocities.jp/pheasantquill/index.htm

補足
アオリイカは竿が私のものということ以外はリールは○○さんの借り物、アタリからヤエン投入まで
○○さんがやってくれて、私はただ取り込みだけさせてもらったという釣果でした。

それから帰りのクーラーの中はスマカツオが4尾入ってました、ナゼだろう?
そう言えば船頭さんがスマカツオを何尾か釣っていたような・・・

ありがとう○っち、ありがとう船頭さん!!

ごっつぁんです

(心の中で手刀)



12月11日
情報が乏しくなかなか更新ができてない現状ですが、今年は愛媛が絶好調の様子です。
中でも御五神、日振島、矢ヶ浜といった西海北部では40cmオーバーの数釣りなどという
まさに夢のような状況にあるようです。
ちょうど私が釣りを始めた頃は数、型、共にこんな感じだったように思います。
牟岐では全く釣れなくとも愛媛へ行けば数、サイズ共、満足の行く釣果を得られたものです。
その後、私が愛媛遠征をしなくなったあたりから釣れなくなってきたみたいで、私がよく行って
いた頃の2号竿に3号ハリスなどという仕掛けは全く使わず、1.5号竿に2号ハリスとか
更には1.2号竿に1.5号ハリスを使わなければならなくなってると聞きました。
それが去年まで1.5号竿で行っていた方が今年は2号竿に2.5号ハリスだというのですから
まだ西海南部がもう一つみたいですが、今年の愛媛は当たり年かもしれませんね。

一方、二年前まで好調だった牟岐大島が去年あたりからちょっと怪しい気配を漂わせています。
昨日あたりから良い釣果が聞かれ出しましたが去年の例を見るとまだまだ安心できません。
この好調が続くと良いのですが・・・

順調なら来週釣行予定、○○さん企画の釣行です。
場所はまだ秘密!



10月19日
久々の更新
K野さんが由岐磯へ
上がった場所は「ムギバエ」
荒れ気味の天候のせいで、陣取れた場所は残念ながら裏向きでした。
小型のアイゴが多く、かなり苦戦した模様です。
釣果は26cmのグレを1尾と13cm程のアイゴを5尾
近くの磯では良型のグレを釣り上げた人もいたらしく、そこそこのポイントに
入れたら期待はできるようです。
来週は牟岐と言ってましたが今はまだ由岐の方が良いような気が・・・




8月5日
K野さんが再度室戸のイカダへ
前回と同じような釣果を目論んでの釣行でしたが
今回は対象外魚(いわゆる外道ですな)の物量攻撃の前に
あえなく轟沈となってしまいました。
その外道とは、今年県南でも猛威を振るっている「サバ」です。
イサギのタナにサシエが届くことは全くなく、あっという間にサバがハリくわえて
走るものですから釣りにならなかったみたいです。
それなら同じ青物のカツオに期待したいところですがこれもわずかに2尾。
昼前には早々と撤退を決めたみたいです。

今年は、というか近年イサギが豊漁だったという話はあんまり聞きません。
どうなってるんでしょう・・・



7月6日
K野さんが知人と二人で室戸のイカダへ
ここは一般的な釣りイカダと比べるとかなり沖にイカダを設置してあります。
潮の流れは速く釣れる魚種も磯とそんなに変わりません。
船の掛け釣りと思えばいいと思います。
釣り方はフカセ、カゴと磯と変わりませんがただ、注意しなければならないのは
カゴは良いけれどもウキを付けてはいけないことです。
これはカゴでウキを付けて流すとどんどんポイントが遠くなってしまうからでしょう。
ですからカゴ仕掛けの時は一般的な船釣りみたいに竿先でアタリをとります。
K野さんは今回、フカセで挑戦しました。

事前に得られた本カツオが釣れてるとの情報を元に5号の道糸と2.5号の竿を持って行った
らしいのですが、これが良かったらしく、50cm級の本カツオを1本と同型のスマカツオを2本。
さらに25cm級のイサギを10尾とまずまずの釣果を得ました。
同行した人はそれほど強いタックルを持っていってなかったため、カツオはバラしてしまったみたいです。

現在、牟岐は好調とは言い難い状況なのでこちらの方が良いのではないでしょうか?




7月3日
今年の鮎初戦、場所は結局、穴吹川となりました。
オトリ屋さんで釣況を尋ねると「雨の影響で濁りが入ってしまい期待薄」
と言うことでした。
もともと期待してなかったので1尾でも釣れたら儲けもの、ぐらいの気持ち
で川に入りました。

場所はいつもの「白人の瀬」
やはり水嵩が高く少し濁ってます。
既に何名かが入ってましたが、そんなに釣れてないみたいで皆さんポイントを
どんどん変えていってます。
私は川に降りた場所のすぐ下流の瀬の落ち込みに入りました。
この日は本来なら金属ラインを使うハズだったのですが、準備不足でナイロンしか
持っていってなく、かといって流れのある瀬でいつもの0.3号は太すぎると、0.2号に
したのですがこれが大失敗。始めてすぐに突然竿がひったくられ、
「すわ、アタリか!」と思ったものの、よく見ると糸の先にはエビになって下流に
流されていくオトリ鮎のみ・・・
「あ〜あ、と思いながら回収しようと試みましたがこれがなかなかの重さです。
焦りながら川下に移動しようとした瞬間、0.2号の糸がプツン・・・オトリ共々見えなくなってしまいました。
「これは今日もダメだな」と思いつつ仕掛けとオトリを交換し、釣り再開。
仕掛け交換を完了したというほんのわずかな達成感にひたる為にタバコを一服。
これが後に考えられないようなミスに繋がるとは思いもしませんでした。
なんとタバコに火をつけているときに鮎が掛かったのです。
もちろん今年の初鮎です。慎重に手繰り寄せもう一息となったところで何故か手で引っかけて
いたハズの糸の感触がなくなり、鮎(オトリ、野鮎共々)が流れていきます。
てっきり手から糸が外れたのだと思い、竿をあおってみても何の手応えもありません。
それどころか糸が空中を舞ってます。
どうやらタバコの火で糸を切ってしまってたみたいです。
先のエビ切れに加えて今度はタバコ切れです。
さすがにここまでボケだと怒る気力もありませんでした。
しばらくは仕掛けも作らずボーっとタバコ吸ってました。

考えられないようなミスを2連発して最後の一尾となってしまったオトリを送り出しましたが
これも反応なくそろそろ帰ろうと思っていたところに起死回生の鮎が掛かり、取り込みも成功。
これをオトリにして危地を脱したものの結局あまり釣れず、最終的な釣果は5尾でした。
たった5尾ではありますがこの日のドタバタを思えば奇跡のようなものです。
次回目標は数ではなく「ノートラブル」です。

    

6月21日
解禁からはや3週間、いまだ行けず・・・
まぁ、吉野川水系で良いニュースも聞こえてきませんし
今年の初陣はまだ先だな、と決めつけてました。
ところが、先週解禁した勝浦川(上勝地区のみ)は好調で、解禁日には
50尾超えて釣った人もいるみたいですね。
脊椎反射なみの短絡さで
「今年は勝浦川だ!」
などと情報にすぐ流される若輩者がここに・・・




6月3日
鮎解禁!?
各地で解禁のニュースが流れるハズだったのですが
残念ながら先日の台風で出鼻を挫かれてしまいました。
私も明日は釣行予定でしたが見合わせです。
いつになく盛り上がりに欠ける解禁でしたねぇ・・・



5月27日
鮎解禁間近です。
今年は個人的に全く良い目を見ていない吉野川に見切りをつけようかと
思っていましたが、先日某名人のHPを覗いたらわりかし期待できそうです。

と言うわけで吉野川に決定!



4月29日
K野さんが牟岐大島へ(4月27日)
せっかく電話をもらったのに忙しくしてて詳しくは聞けてません。
最初、佐本10番廻りの「エボシ」に上がっていたらしいのですが、荒れてきて7番廻りの
「ヒッツキの大バエ」へ磯替わりしたそうで、そこでグレを1尾モノにしたそうですが
ただ残念ながらこれで打ち止め。

一部ではまだグレも釣れてるみたいですが日時、場所によりけりで全体的にはグレは
期待薄ではないでしょうか?(津島を除く)
ただ、先日「ヒッツキ」で50cmオーバーのグレが釣れたみたいですから夢を追うのも良いでしょう。

さて、イサギの方は昨日、こちらも「ヒッツキ」で4人で50尾というスコアが出たみたいですが
それ以外に良いニュースが聞かれません。
そろそろ本格的に喰ってきてもいいように思うのですがカゴ釣りで1尾や2尾の釣果が多いようです。
ちょっと今後が心配。




3月16日
K野さんが牟岐大島へ
経緯は聞きませんでしたが上がった磯は「金輪」
荒れていたので一番高い所からの釣りになったようです。
当初、ジンタン2号の軽い仕掛けでグレを狙っていたK野さんですが4ヒロ半でイサギが
きた事により、目標を変更。1匁の仕掛けでイサギを専門に狙いました。
変更してすぐ、ナゼかグレが2尾釣れたそうですがその後はコンスタントにイサギが喰って
きていい釣りになったそうです。

ところが11時位から潮の向きが地寄りに変わり、パタっと喰いが止んでしまいました。
そのまま13時にはウネリのため撤収となってしまったそうです。
釣果は
31cm〜37cmと型ぞろいのイサギを13尾
30cm強のグレを2尾

まぁ上々の釣果ではないでしょうか。
ただ、この時の足場が高かったため、玉網が届かず全て引き抜かざるを得なかったみたいで
残念ながら大きなイサギは途中で落っことした(4尾)みたいです。


あと、K野さんは先週の平日も牟岐大島へ釣行してたみたいです。
その時は「沖富士」
(良い所ばっかり上がってるみたいですがこの日も大荒れでお客さんは少なかったみたいです。)
釣果の方は2投目に43cmの良型イサギが喰ってきて物凄く期待したみたいですが、
結局、この1尾のみにおわってしまったそうです。

K野さんによると
「これはクーラーが足らんかいな?と心配しよったら、それっきりじょ〜」
「ほなけどこれがウマかったわ〜!やっぱりグレよりイサギのもんじゃな!!」



3月5日
久しぶりの磯へ行ってまいりました。
場所はいつもの牟岐大島。
前日船頭さんにTELすると「えっとぶりじゃなぁ」(久しぶりの意)と言われました。
そうかぁ?と思いつつ考えてみるとなんと1年3ヶ月振り・・・
釣りを始めて12年、こんなに磯から遠ざかっていたのは初めてです。
久々ではありますが今回はただの久々ではありません、去年の11月にコソーリ買ってあった新兵器

ブ○イ○ン(マルチのヤツ)

の遅ればせながらのデビュー戦、これで糸が出ないイライラも解消されるって訳です。

さて当日、同乗したのは合計13名、
久しぶりの潮の香りと磯に着くまでの独特の雰囲気を味わいながらの出船です。
出航して程なく恒例の船内クジ、13人いますから3番目以内を引きたいところ
だったのですが、気合とともに引かれたクジに記されている番号は
「13」
これが何を意味するかと言うと、同乗した13人の中で磯選択の権利が13番目であるという事で、早い話がどんじりです。
人数がもっと少なければマシですがこの人数ではちょっと難しい。
順番考えての磯取りとかは全く無意味な数字です。
後はこの船の代表者が良い磯区を引いてきてくれるのを願うしかありません。
「過分な期待はせぬが吉」とタカをくくっていると、代表者の引いてきたクジは何と「8番」
8番と言えば牟岐大島を代表する「ヒッツキ」「ヤカタ」です。
さらに13人なら上がれないことはない、文句なしの番号でした。
磯上がりは船内1番クジの人を含めて5人が「ヒッツキ」へ上がり、残りは「ヤカタ」へ。
ところが「ヤカタ」へも5人しか上がりません。
まだ私を含めて3人残ってます、私より前の番手の人が2名まだいます。
ここで初めて船頭さんに「全員、降りるん?」と確認したところ、
「今日は少ないけん他、行ってみるけ?」
との返事、言われてみれば合計11隻いた渡船ですが人影はまばらでしたし、
個人的にも多数が上がる磯はあまり好きではありません。
船頭さんに了解と伝えると、船は「佐本の馬の背」へ、ここで1人降ろして、今度は櫂投島へ
と進みます。ここには1級磯の「中ノハエ」、最近好調の「ジイ」があるのに無人の状態。
K野さんから聞いている日曜日の状態を聞いていると申し訳ない気持ちにすらなってきます。
結局、「ジイ」は波をかぶっているので「中ノハエ」に2人一緒に磯上がり。
私は大島向きにもう1人の人は櫂投島向きに釣り座を構えました、船頭さんによると最近ここで結構な
釣果が上がったそうです。「その時のタナは1ヒロ位らしいわ」とのレクチャーを受け、つり始めました。

一応、仕掛けは深くても対応できるようにハリスを2ヒロとって直結です、(道糸2.5号、ハリス1.5号)
タナは1.5ヒロから始めましたがこんな時期なのにエサ取りが一杯います。
仕掛けを入れるタイミング、場所、マキエのタイミングを変えてみましたが全くエサが残りません。
やっぱり船頭さんの言うことは聞いておかないとイカンな。と再確認しながらタナを1ヒロへ変更。
それでもエサが残らない、エサ取り対策の方が重要なのか?と疑心暗鬼になりかけていた時、
隣の人が答えを出してくれました。タナを尋ねると「浅いね、1ヒロ」との返事。
と言う事はやはりタナ以外の要素が問題になります、思い切って仕掛けの投入場所を変え、
仕掛けがある程度流れてから手前にマキエをすると勢いよくウキを引き込んでくれました。
ところが初手の一発はシモリに持ち込まれてしまいバラシ。
1尾目をバラシはしましたがそのあとは同様の釣り方でポンポンと4尾釣れました。
この時は正直、「この分なら二桁も軽い」と思ってました。
ところがそうは甘くなく、この後はアタリはあるもののウキの入りが悪くなり、早目に合わせれば空振り、
待っているとすぐウキが浮いてくるというストレスのたまる状況。
仕掛けの抵抗を嫌っているのかと、スルスルにすればウキになんの変化もなくエサを取られるので
また普通の仕掛けにもどしたりいろいろやってみましたが状況は芳しくなく、隣の人と話てるときに
勝手に食って走った気の毒なグレを最後に納竿となりました。

釣果は32cmから37cmのグレを計5尾でした、隣の人も仲良く同型を5尾。

1年2ヶ月振りの実戦としては上出来な釣果だったと思います。
しかし、あのアタリ方を仕留める方法を見つけ出せなかったのは残念です。
今思えば限定スルスルのなるほど仕掛けでもやってみれば良かった気もします。

それから新兵器ですが、マルチという事もあり風が強かったこの日の使い心地は上々でした。
気になっていた糸の出に関しても今まで使用していたものとは随分違いがあるようです。
それほどストレスを感じることなく最後まで釣りをすることができました。


2月23日
K野さんが牟岐大島へ
この日は徳島の釣り人の間では常識化している「北西風が吹けば県南の磯は凪」
の北西の風だったにもかかわらず、めずらしく荒れていました。
荒れで津島が使えなかったため津島からも渡船が流れてきて抽選に参加したのは計15隻。
ただ各船とも人数が少なかったのかそれほど混雑はしなかったみたいです。

さて、K野さんが上がった磯は5番廻りの「ヒジカケ」。
ある程度水温のある時期のイサギに良績のある磯です。
ただこの日は海況が悪かったため、通常のポイントへは入れず一番高い所にしか
釣り座がとれなかったようです。
大荒れの海面、その上に風が強く吹き付け、1匁の仕掛けも全く安定せず非常に釣り辛い状況。
結局、30cm前後のイサギを3尾と30cmの尾長グレを1尾と低調な一日となってしまいました。
海況の思わしくなかった今回は度外視しても、どうも最近の大島は好ニュースが聞かれません。
しばらくは期待できないのではないでしょうか?

あと、歴戦のK野さんもこの日の荒れ具合は特別に感じたらしく、
「ウネリがごっつい大きいもんやけん、波見よったら海面がどんどん自分に近づいてきて、
あの大きい磯が自分のおる周囲だけしか水面に出てないようになる。さすがに恐かった〜!」
と、その体験を語っておられました。



2月11日
K野さんが牟岐大島へ
この日、水温は16度台をキープしており、日曜日にそこそこの釣果があった
ため期待が持たれましたが、結果としては案外なものに終わりました。
上がった磯は「ホリモン」、ここはもともとタナが深いところですがこの日は
いつにも増して深かったようです。
当初、4ヒロから始めたものの、全くエサを取られずなおかつ風が強かったため
0の仕掛けを3Bに変更、6ヒロでやっとイサギが1尾きたものの後が続きません。
これ以上は3Bでは無理と判断し、1匁に変更しどんどん深くしていったそうです。
やっとアタリがあったのはなんと10ヒロ、ここでイサギを2尾追加しましたが
これでも続かず更に深くしていき12ヒロ(竿約4本)でまた1尾
これはもうフカセのタナではありません、よっぽどカゴに変えようかと思ったらしいのですが
周囲の釣り人の事もありそれもできなかったみたいです。
結局、最後までがんばりましたがこれ以上釣果を伸ばす事はできませんでした。
こんな状況でしたが、この他に45cmのサンタが1尾(お帰り願ったようですが・・・)
バラシが2度程あったようです。
内、一度は深いタナからなんとか引きずり上げてきたものの「もう取れた」と思った瞬間の
ハリ外れだったらしく非常に残念がっていました。

「先に釣ったサンタと同じぐらい引いたしおそらくグレやった。勿体ないことしたなぁ。」
という事でした。

釣果は32cm前後のイサギを4尾


2月5日
Y本さん、A君、N藤さん、いつものご一行様3名が牟岐大島へ
クジの具合は分かりませんが上がった場所は4番廻りの「俵」。
この磯、水温が低いこの時期は東側にある「ホリモン」向きの磯際が
ポイントとなりますが、Y本さん達が陣取ることができたポイントは「船着き」。
ここはもう少し水温のある時期で且つ小荒れしてる時はgoodなポイントと
なりますがこの時期は条件が厳しいように思います。

案の定、釣り始めからアタリがなく寂しい思いをしている時に、船頭さん(実はとっても恐い方らしい)
が現れました。
「どんなんな?」
「釣れたんか?」



釣れてない事を告げると

「お前、ちょっと仕掛け見せてみぃ!」
(仕掛けを見せるA君)
「ほんな仕掛けで釣れるか!」
「隣の人の仕掛けと比べてみぃ!違うだろうが!!」

この後数分マイクで船上から指導をしていた船頭さんですがどうやら力が入ってきたらしく
ついに

「お前等ちょっと船に乗れ!」(船に呼び戻される3人)
「大体やなぁ、そのリールに巻いとる道糸何号な?」
「何ィ、2号!!・・・ほんなんで釣れるか!!!」
「ええか、道糸は1.5号かええとこ1.8号じゃ!」

(この時、実は3号を巻いていたN藤さんの心境は
 ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
だったそうですが幸いバレずに済んだそうです。)

「ほんでウキは1匁か2匁にしてズドーンと底に入れるんじゃ!」
「分かったか!」
神妙にうなずく3人を尻目に船頭さんのお言葉は続きます。
「お前等みたいなヤツは一切身動きできん磯に上げてやる!」
これを聞いた、最近足腰に自信のないN藤さんは当然、
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

遠い目をするN藤さんを尻目に「身動きできない磯」へ向かってエンジン全開の船頭さん。

これだけ聞くと、なんと恐ろしい船頭さんなのだろうとお思いでしょうが
違います!
なぜならば、着いた磯は7番廻りの1級磯「沖富士」だったのです。
その上、雨に濡れた子犬のように怯えているN藤さんには
「おい!そこの重そうなオッサン、お前は平らな所に上げてやる」
という慈悲深いお言葉まで頂戴したのです。

結局、Y本さんとA君は「沖富士」へ
N藤さんは「ヒッツキの大バエ」へ
やっと強烈なプレッシャーを与えつづける船頭さんから開放され釣りに専念できた皆さんでした。

釣果は
Y本さん・・・32cmのグレ1尾
A君・・・38cmのグレ1尾
N藤さん・・・地球を2度程(竿破壊2度含む)

蛇足ですが情報を教えてもらう為に電話した時のY本さんの声が
心なしか沈んで聞こえたのは気のせいでしょう。
尚、N藤さんは牟岐大島を「マニアの島」と名づける事にしたようです。




年明け初手の更新がもう1月末です。
いろいろ情報はあったのですがついつい怠けてしまいました。
これではイカンと自省しつつ2003年の第一回です。


K野さんが寒風吹き荒ぶなか牟岐大島へ。
あまりの強風のためか同船したお客さんは計5名。
あがった磯は佐本廻りの「大バエ」で文句なし。
最近、牟岐大島はそんなにいいニュースが聞かれなかったのですが
先日の大雪以来、上向いてきてるみたいで期待しつつの渡礁となりました。
始めて、1時間もしない内に最初の1尾を手にしたK野さん、その後もポツポツと
釣れ続け昼前までに32〜35cmのグレを6尾釣り上げていました。
ところがあまりの強風に同船していた他の4人が昼で帰ると言い出しました。
K野さんも帰りたいのはヤマヤマだったらしいのですがまだ昼前だったため
1人だけ残る事にしたそうです。
(この渡船屋さんは他にもう1隻船が出てきていてその船は定時での帰投予定だったため)
その後、型がよくなり、ポイントにさえ入ればウキが入るという状況だったらしいの
ですが、後述の理由により38cmを3尾追加したのみに終わってしまいました。


〜「後述の理由」〜
「グレが釣れるんはええけどタマ(玉網)に魚が入らんのよ〜!」
(???)

「風がキツいけんタマが持っていかれてしまう。」
(横風になるもんな〜やり難いよ)

「浮かしてからタマに魚入れるのに5分もかかったらもうええわって思うぞ!」
(あの重いタマを持って5分も風に玩ばれたらそれはちょっと・・・)

「疲れてしもて手が思うように動かんし最後のヤツ釣った後は、
わざとポイントでない所に仕掛け入れよった」
(ナゼ止めないデスカ?ナゼそこまでして続けるデスカ?)

「2時前に迎えに来たけんヤレヤレ思たわ」
(・・・)


本日の釣果
グレ32cm〜38cm9尾
ポイントは「大バエの胴」
非常に寒かったにもかかわらずタナは2〜3ヒロで最後の方は2ヒロを切ってたらしいです。
ここ最近に限っては好調に推移しています
船頭さんによると
「1ヶ月遅れてる感じがする。これから良いのではないか?」
と言うことです。














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